健康経営の取り組み
健康経営の方針
企業理念にもあるようにお客さまの健康づくりはもとより、従業員の健康づくりにも着目し、より良い企業、より良い職場環境を作っていきます。
健康経営の目的
「企業が従業員の健康に配慮することによって、経営面においても大きな成果が期待できる事」つまり「人財」の獲得・力量の発揮、「資金」や「信頼」の獲得、そして「生産性」を高めることを目的とします。
※人は不健康になるとモチベーションや集中力が大幅に低下するため、ヒューマンエラーが増加します。また、体調不良による遅刻や早退、欠勤、退職が増加するため、医療費の負担や社員育成コストが増加します。このような状態が慢性化することによって、業績は大幅に悪化し、企業イメージは低下。企業収益が減少し、健康投資を行う余裕がないまま負のスパイラルが続いていきます。
健康経営は正のスパイラルを続けることにより、会社も従業員も永続して成長できる環境を作ることができます。
健康経営の推進体制
経営トップ(代表取締役社長)が任命する取締役コーポレート本部長を委員長に健康経営推進委員会を発足して、健康経営の支援・推進をしています。
メンバーは各部署の部門役職者ならびに女性・一般社員など幅広く現場の意見がくみ取れるように構成し、月に一度の進捗会議並びに分科会を開催し、従業員が健康でいきいきと働くための仕組みづくりを進めています。
健康経営戦略マップの策定
健康経営の戦略マップを策定することにより、健康経営によって解決したい経営課題やその経営課題解決につながる健康課題、それを実現するための健康投資、健康投資効果、健康資源の因果関係を整理し企業内部でのPDCAサイクルの管理や情報開示を行います。
健康経営の戦略マップの詳細(PDF)健康経営の取り組み
これまでの取り組み
取り組み
行動することこそ重要と捉え以下をKPIとして定め実施しました。2024年3月度 当社健康経営の取り組み
1.運動の推進活動 (投資実施額 約470,000円)
(1) 全社員参加型の就業時間内ラジオ体操の推奨
- 期間を定めて毎週2日の朝全員出社時に3分13秒のラジオ体操全社員参加
- 部署、拠点に体操ブーブーを配布しラジオ体操を促進
- ラジオ体操の体操風景を社内SNSにて共有
- 2024年3月度 ラジオ体操参加率100%
- 2025年3月度の目標数値(目的・背景)
目標参加率100%
ラジオ体操全社員参加(全社一体感の育成と運動意思向上のため)
(2) 全社員へのウォーキング運動の推奨
- 期間を定めて全社ウォーキング(歩数)コンテストを実施
- 個人戦(コース別)と共に部署代表者選抜対抗で競う
毎週、社内SNSにて順位発表
個人戦及び部署代表者選抜対抗の順位上位者には表彰と景品を進呈- 第5回:2023年9月~10月 参加124名
- 2025年3月度の目標数値(目的・背景)
コンテスト参加者150名以上
(運動習慣者比率を高めて、生活習慣病等の予防を図るため)
(3) 全社員を対象に運動支援のための一部補助金支給制度実施
スポーツクラブ会費、運動施設利用料、運動靴購入費など(4) 社内SNSにてウォーキング効果のコラムなどの発信と啓蒙
- 期間を定め毎週1回社内SNSにて運動活動を紹介
- 第2回:2022年2月~3月 紹介者8名(野球、バトミントン、バレー、VRスポーツなど)
- 第3回:2022年8月 紹介者4名(テニス、筋トレ、サーフィン、バレーボール)
- 2023年2月 運動に関する新規コミュニティー『Sportsgram』の開設
- 2024年3月度 普及率82%
- 2025年3月度の目標数値(目的・背景)
普及率90% (運動を通して社内コミュニケーションの向上)
2.食生活(健康づくり講座の実施)と快眠の推進活動 (投資実施額 約1,360,000円)
(1) 社内外に向けて免疫力向上、食を含む生活習慣健康コラムなどの発信と啓蒙、社内SNSにて同記事を紹介、「健康幸せ便り」年4回発行
- 第50号 : 2023年4月発行「春夏号」
ぽっこりお腹と猫背の関係
健康をつくる食のススメ 今号の食材「ナス✕減塩献立みそ」 - 第51号 : 2023年7月発行「初夏号」
夏の脳梗塞に負けない習慣
正しい知識で予防!食中毒&熱中症
健康をつくる食のススメ 今号の食材「ジャガイモ」 - 第52号 : 2023年10月発行「秋冬号」
生活習慣を見直して血糖コントロール
健康をつくる食のススメ 今号の食材「人参」 - 第53号 : 2024年1月発行 「新春号」
「ロコモ」を知って健康寿命を延ばそう
質の良い睡眠でカラダも心も健康に
健康をつくる食のススメ 今号の食材「レンコン」
- 今年度(2025年3月度)の目標数値(目的・背景)
<健康づくり推進への啓蒙を図るため>
健康幸せ便りを年4回発行
健康幸せ便りの配布率を全社85%以上 (前年度は全社配布率約80%)
(2) 健康増進月間、生活習慣病の改善週間の実施
- 2023年9月11日~18日
バランスの取れた食事の推進のため
「いつでもデリカ」を全社員に5日分(1袋✕5品)を提供 - 2023年2月5日~16日
バランスの取れた食事の推進のため
「いつでもデリカ」を全社員に5日分(1袋✕5品)を提供
- 今年度(2025年3月度)の目標数値(目的・背景)
<健康増進キャンペーンの実施による食生活の改善を図る>
年1回以上の健康増進キャンペーンを実施する (前年度は年2回実施)
(3) 社内SNSにて「9月3日秋の睡眠の日」・「3月18日春の睡眠の日」に向けて睡眠コラムを発信し、睡眠の量や質と生産性向上・生活習慣病の関係性について周知と啓蒙
3.禁煙及び適正飲酒への推進活動 (投資実施額 約50,000円)
(1) 喫煙及び飲酒状況のアンケート調査の実施と分析、行動意識変化や効果の検証
(2) 毎月22日(禁煙の日/日本記念日協会認定)の終日全面禁煙
- 毎月2日(当社指定)と22日(禁煙の日)を全社全面禁煙日として実施
- 5月31日(世界禁煙デー/世界保健機構制定)を全社全面禁煙日として実施
- 社内禁煙ポスターの掲示と啓蒙
(3) 喫煙室利用のルール作り
- 紙たばこと加熱式たばこの喫煙者別の更なる喫煙室内の分煙実施
(4) 禁煙に関する情報周知と啓蒙および禁煙成功者の事例紹介
- 禁煙にチャレンジするきっかけづくりのため、様々なコラムや禁煙成功者の情報発信を社内SNSも利用して定期的に発信
- 禁煙継続者に表彰状&記念品を贈呈
(5) 禁煙川柳・ポスターコンテスト開催
それぞれの最優秀賞と優秀賞には表彰と景品を進呈(6) 喫煙率の改善
- 今年度(2025年3月)の目標数値(目的・背景)
喫煙率33%(前年度の喫煙率は36%)
喫煙率の低下を推進する事で健康意識の向上と一日でも長く健康で
働き続ける事の出来る体づくりのサポートをする
4.健診・検診の受診 (投資実施額 約4,960,000円)
健診・検診の受診を促進するために、産業医や全国健康保険協会と連携して、課題の抽出や施策の検討を行っています。
(1) 短時間勤務者を含む全従業員の100%健康診断の受診推奨
- 2023年度:短時間勤務者を含む全従業員の健康診断受診率100%達成
- 今年度(2024年3月度)の目標数値(目的・背景)
短時間勤務者を含む全従業員の健康診断受診率100%(病気を未然に防ぎ、アブセンティーイズムの改善を図るため) (前年度実績 健康診断受診率100%) - 精密検査受診率 2023年度の健康診断の結果による精密検査受診率は30.8%
(2) ピンクリボン(乳がん検診)運動の啓発・応援・推進
毎年10月「ピンクリボン月間」に活動を行っています。- 通達や社内SNSによる乳がん検診に関するコラムの周知と啓蒙
- 全社員や取引先(健康経営取組支援)にピンクリボン運動の周知と物品を配布
- 2023年度:10月1日~10月31日(実施) 社員参加率100%
- 取引先であるFC(フランチャイズ)にも参加を促し実施しています
- お客様に標語募集。受賞作品を選定し、全社社内掲示を実施。
(3) ストレスチェックの実施と推奨
- 50名以上の事業場についてストレスチェックを実施
- ストレスチェック受検率
- 2023年度のストレスチェック受検率は94%
(4) 全社員を対象に健診・検診および予防のための一部補助金支給制度実施
- 検診ドック、がん検診、ウイルス検査、予防接種など
(5) 社内SNSによる健診・検診に関する健康コラムの発信と啓蒙
(6) 特定保健指導の受診勧奨
- 特定保健指導対象者に対して、個別に受診勧奨のアプローチを実施
- 今年度(2024年3月度)の目標数値(目的・背景)
特定保健指導実施率50%以上(生活習慣等の改善と将来の疾患リスクを低減させるため)
(前年度実績 実施率 8.8%)
5.労働安全衛生について
(1) 体制
労働安全衛生委員会による、月に一度労使の参加者による委員会メンバーによって労働安全衛生について協議を行う(2)活動内容
- 職場環境や危険源の把握と現場チェック
- 労働時間(残業含)や有給休暇の取得状況の把握と対策
- 労働災害、死亡災害の件数と内容重軽度の把握と対策
- 2023年度 労働災害4件、死亡災害0件
- 労働安全衛生法の遵守に関する事
- その他労働安全衛生に関する事