きずなASSISTは、ケニア・ソウェトスラム地域の給食プログラムを支援します
2015.03.16
私たちは、創業以来、「健康づくり、幸福づくり、人づくり」を企業理念に掲げ、パートナーであるお客さまとともに歩む企業でありたいと考えています。そして、お客さまとふれあいながら、健康づくりのお手伝いを通して幸福な暮らしをともに実現していこうという理念を広く世界という視野にまで広げたものが、私たち独自の国際貢献活動「きずなASSIST」です。
今年の「きずなASSIST」は、一般財団法人日本国際飢餓対策機構【Japan International Food for the Hungry(JIFH)】のプロジェクト「ケニア・ソウェトスラム地域の給食プログラム」を支援します。
※プロジェクト背景:
ソウェトはケニヤの首都ナイロビ郊外にあるスラム地域です。この地域にある家は、ほとんどがブリキ板や泥、ポリ袋などでできており、舗装道路も水道も電気もありません。雨季には、歩くのも困難な状態になります。そして乾季には、深刻な水不足になります。
そしてこの地域では、貧困のために十分な食事も与えられないまま、生活のために労働者として暮らしているこどもたちがたくさんいます。地域の人々の寄贈により運営されているシープケアセンターでは、最小限の食料しか提供できませんが、今後も継続的に子どもたちに栄養のある食事を提供できることを目標としています。
JIFHの現地パートナー、シープケアセンターは、2002年の設立以来、こうした孤児や弱い立場にある子どもを助けるために貧困家庭の子ども達を対象とした教育プログラムも運営しています。
※プロジェクト活動:
シープケアセンターで学ぶ子ども達は、教育を通してリーダーとなり、地域を変えたいと願っています。しかし、空腹を抱えたままでは、子ども達は学校へ行くことだけでなく、考えることすら出来ません。せっかく学校へ来ても、空腹のまま遠い道のりを歩いて学校へやってくる子ども達や何日も食べていない子ども達は、授業中に倒れることもありました。空腹に耐え切れず、数週間後にはまた路上に戻っていく子ども達も大勢いました。そこで、子ども達が継続して学校に通えるよう、シープケアセンターでは給食プログラムを実施しています。
本プロジェクトの支援費用は、この地域の子ども達の栄養状態を改善し教育の機会を提供し続けるため、また安定した給食プログラムの継続費用として、メイズ(とうもろこし)・豆・オートミール・油・砂糖・野菜などの購入や人件費に用いられます。