きずなASSISTは、ウガンダの保健センターを支援します
2013.04.18
私たちは、創業以来、「健康づくり、幸福づくり、人づくり」を企業理念に掲げ、パートナーであるお客さまとともに歩む企業でありたいと考えています。そして、お客さまとふれあいながら、健康づくりのお手伝いを通して幸福な暮らしをともに実現していこうという理念を広く世界という視野にまで広げたものが、私たち独自の国際貢献活動「きずなASSIST」です。
「きずなASSIST」は、日本国際飢餓対策機構【Japan International Food for the Hungry(JIFH)】のプロジェクト「ムコノ郡・キョガ保健センタープロジェクト」を支援します。
※プロジェクト概要:
ウガンダ・ムコノ県キャンピシ郡には保健センターが二つありますが、これらの施設はキョガ村から8km離れています。このため、キョガの住民は医療サービスを受けるには長距離歩かなければなりません。
クリニックへの距離に加え、定期的な交通手段がないためこの地域にする人々は十分な医療サービスを受けることができません。近隣に医療施設がないことの住民への影響は大きく、改善が必要です。特に影響を受けているのが子供、妊婦、授乳中の女性、そして既存の施設に行く体力のない老人です。
医療施設へアクセスを改善、キョガの住民の健康状態を向上し、生活の質を改善するためにイギリスからのチームがクリニックの建設に取り組んできました。クリニックの建設は完了しましたので、医療へのアクセスを向上するために今必要とされているのは水、電気、機器(家具、医療品、とスタッフ)です。
クリニックは開設後、立ち上げ後軌道に乗るまではFH/U(国際飢餓対策機構/ウガンダ)が自ら運営し、サービスの質が一定の基準を満たすことを確認します。開設後しばらくは国際飢餓対策機構の名のもとに一般診療を行います。
また、FH/Uはクリニックを認定し、他の診療と同時にHIV/AIDSの専門的治療も行います。ウガンダ北部のキトグム地区ではFHはすでにHIV/AIDSクリニックと同時に母子のケアも行い総合的な医療サービスの提供を行っていてこの成果をムコノ地区でも再現する予定です。
このプロジェクトでは以下の目的を達成します:
1)外来患者の一般診療を行う
2)HIV/AIDSに関するカウンセリングと検査の実施
3)HIV陽性の方が感染について周囲に知らせるように励ます
4)HIV/AIDS感染者がARV治療を受けられるようにする
5)AIDSの母子感染を予防する
6)心理・社会的カウンセリングを提供する
7)ARV治療のためにAIDS患者のCD4計測を行う
8)妊婦のサポートを提供する
当プロジェクトで良質のサービスを提供するため、FH/ウガンダはキトグム地区でHIV/AIDS感染者と家族に総合的なケア(治療、母子感染予防と自宅でのケア)を提供しているニューライフ・センタープロジェクトでの実践例と教訓をムコノ県・キョガ地域に合わせてサービスを提供します。