二軒目のホームステイ先は紅茶プランテーション。皆さん常に笑顔で元気が良すぎる!到着したと同時に、バレーボールが始まり、歓迎パーティーはひたすらダンスと、仕事終わりとは思えない歓迎であった。
紅茶プランテーションは、スリランカの中でも貧困が激しい地域であった。男性も女性も朝8時から夕方5時まで紅茶を摘む。実際に仕事をしているところを見せていただくと、13sの紅茶の入った袋を担ぎながら仕事をされていた。このように、かなりの重労働であるにもかかわらず賃金は一日600〜800円である。
このことを聞いたとき、可哀そうだなという気持ち以上にお金はないけど毎日こんなに笑顔で楽しめるって素敵だなと感銘を受けた。日本は仕事をし、お金さえあれば、情報、モノ、色々なことがすぐに手に入る時代。しかしこのことが仇となりストレス社会と呼ばれるようにもなった。お金があることが幸せなのか、お金がないことは不幸せなのか、本当の幸せとは何なのか、日本では絶対考えられない事をこのホームステイ先で考えることができた。
三軒目のホームステイ先はニゴンボ周辺の漁村。この地域は今までの二軒とは違い裕福な方が住んでいる印象だった。家にはテレビがあり、スマートフォンがあり、子供たちは学校に行き、日本とほぼ変わらないものを感じた。また、地域の人たち全員が家族のような団結があり日本にはない良さがあった。
仲が良すぎてホストファミリーが誰かわからなくなるほどだった。一諸にツアーに参加した年配の方は日本の昭和の様だとおっしゃっていた。
最後に、この11日間は本当に濃い時間でした。日がたつたびに現地の楽しさにどっぷりはまり夢中になっていた自分がいました。その中で、日本にないスリランカの良さ、日本でしか味わえない幸せを見つけられた気がします。現地に行かなければ絶対に考えられなかったと思います。貴重な経験を与えて下さった会社の皆様、お客様に感謝いたします。
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