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【彦根営業所】 内堀紫恩
その1 スリランカに向け出発〜初ホームステイ

私は、今まで海外に行った経験がなかった。そして初めての海外がスリランカ、ましてやホームステイにも多くの不安がある中での出発となった。

3/21午前9時、中部空港から乗り継ぎ地の香港へ向けて出発、香港国際空港では次のフライトまで6時間ある為、初めの2時間は空港内での買い物で楽しめていたが見る場所が無くなり、長すぎる待ち時間や言葉が通じない疲れから「後10日間も耐えられるだろうか?」と呟いたのを覚えている。

無事10時間のフライトを終え目的地スリランカに到着。咳が止まらないほどの排気ガス、赤道付近の強烈な暑さ、独特のにおいに目が覚めた。空港を出ると現地の研修担当の方から歓迎を受けバスに乗り込み今回の研修受け入れ団体「NAFSO(スリランカ全国漁民連合)」の宿舎へ向け出発した。



フライト後の1時間のバス移動は参加者全員が爆睡であった。NAFSOの宿舎に着くと、虫が多く蚊帳が一人ひとり設置されていた。現地の人はこの暑い環境で冷房を使わず一部屋に一台あればいい扇風機で毎日寝ているのかと思うと日本では考えられず、現地の人の忍耐力の凄さと同時に日本のありがたみを強く感じた。

移動だけの一日ではあったものの、すでに疲れが出ていてメンバー全員の顔は旅を終えた最終日のようだった。

今回は、農村、紅茶プランテーション、そして漁村でのホームステイ。初めての海外、英語ができない、現地の衣食住の違い、治安状況など正直多くの不安がある中でのホームステイへの挑戦。しかしながら、直接スリランカの文化、環境、生活に触れる事で自分の生活との違いを感じることができる。きっとこれからの人生にとって大きな糧になるなとワクワクする気持ちでいっぱいだった。



一軒目のホームステイ先はクルネガラの農村地域。農村といっても比較的ITが普及しており日本のこともSNSを通して知っているように感じた。農村部ということもあり食べ物は豆を湯がいたものや、ココナッツを干したものなどスリランカの中でも生活が貧しいほうだと現地のワーカーさんが言っていた。

農村の人たちはものすごく親切で温かみがあった。四人用のベッドに一人寝かせてくれたり、町を散策してくるというと弁当をもたせてくれたり、シャワーは誰よりも一番に貸してくれたり多くの面で現地の人の温かさに触れた。

日本では、おもてなしの精神という言葉があるが実際にその行為が当たり前になっているわけではない。それに対してスリランカの農村の人たちは、日本人だけでなく、隣の人、親戚の人、知らない人にまで親切にしていて本当の意味で親切が当たり前になっているように感じ、日本で言うところの「おもてなしの精神」という言葉はいったい何なのかと考えさせられた。


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