今回のスリランカ研修で一番うれしく感じたのは、ポトフピティアという村を訪れ、シンハラ人とタミル人の二つの民族がとても仲良く一緒に生活をしていたのを見たときです。
彼らはとても貧しい生活をしていましたが、お互いに助け合い、言葉も宗教も超えて一緒に生活をしている。そんな人々を見て、とても心豊かに感じました。
また、訪問した先々で感じたことですが、スリランカの人々は私たち日本人の訪問をとても喜んでくれました。彼らは自分たちの踊りを見せてくれたりし、できる限りの歓迎をしてくれました。
そして、「来てくれるだけでうれしく感じる」と言ってくれる。
スリランカの人々は津波という災害に遭いましたが、とても心豊かに生活していることを本当に強く感じました。
特に子供たちはいろいろな苦労をしているにもかかわらず、とてもうれしそうに案内をしてくれて、私はとてもうれしくなり、いつまでも心の豊かさをなくさないでほしいと感じました。
今回、私は自分一人では大したことはできませんでしたが、たくさんの経験をさせていただき、広い視野を持つことで客観的に物事を考えられるようになった気がします。
働ける場所があり、帰る家がある。
それが当たり前の生活でしたが、それすらもできないでいる人々がいることを知り、自分に与えられた環境がいかにありがたいことなのか知ることができました。
私が日本でできることは、まだまだ世界には恵まれない国や人々がいるということをたくさんの人に伝えていくことだと感じました。 |