JCの運営する、働きながら学校へ通う子供たちの教育プログラムを視察しました。ここには、貧困や親の教育に対する認識の低さから、十分な教育が受けられない子供たちが通っています。学校以外の時間は店番、工場の作業、自営の手伝い、兄弟の面倒、刺繍などをして働き、自分自身や家庭の生計を支えています。教育といっても1日3時間で、小学校5年間の内容を3年間で習得するというものでしたので、実際どの程度の学力がついているかは疑問を感じます。
それでも子供たちは、学校が楽しくて行きたくて仕方ない様子で、授業を受けている目も輝いており、声もよく出ていたし、何より将来の夢(医者、エンジニアなど)をちゃんと持っていることに少し安心しました。
|