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【長野営業所】 寺澤修司
その2 ジェッソール〜ダルシャナ、ツアーを終えて

市長選挙があり自動車は市内に入れなかったため、リキシャ(人力車)にて昨日訪問した学校に集合した。CBO女性連合ビルにてオリエンテーションを行い、プリスクールの見学、マイクロクレジットの再現などを見学してからCBOビルにて昼食。その後農村のホームステイ先へ向かう。

※マイクロクレジットでお金の代わりにお米を集めている↓



農村のホームステイ先で市長選挙が終わり、ゼネストで自動車の乗り入れができないのでホテルで泊まることとなる。翌朝、ダルシャナのホームステイ先へ向かう。ジェッソールの町並みとは違い、家は平屋で畑が多く道が鋪装されていないのが特徴だ。

ホームステイ先のホストファミリー宅に到着してすぐに昼食となったが、部屋に複数の人が入ってきて誰がホストファミリーなのかも分からずに、緊張のためほとんど食べることができなかった。

ダルシャナの村では外国人が訪れる事はほとんどないらしく、外にいるだけでどんどん人が集まってきて日本では体験した事のない不思議な出来事だった。学校へ行くと、アポイントなしで訪問しているのにもかかわらず授業に参加させていただき、職員室に通され校長や教頭と対談したり、また銀行に訪問すれば支店長と対談できたり、お客様に対するおもてなし精神はとてもすばらしいと感じた。

※ダルシャナのプリスクール、ダルシャナの女子高校↓



ホストファミリーも我々が大切なお客様だからという事もあり、どんな些細なことであれ不便があってはいけないと細心の注意を払って迎え入れてくれた。JCFの大切なお客様という事で迎え入れてくれたのだが、過剰なおもてなしだと思っていたが彼らにとっては大切なお客様に不快な思いをさせてはいけないというホストファミリーとしての誇りと、村としての誇りがあるのだと日本に帰ってきてから知った。ホームステイ先での何も見返りを求めない「おもてなし」の精神は日本でも見習うべきところだ。

※ダルシャナのホストファミリー↓



バングラデシュのホームステイでは、人と人との繋がりの強さを感じる事ができた。農村では近所の子供達が自由に隣の家に行き来できる環境だ。小さな子供を近所の人がみんなで見守っている感じで、貧しいながらも家族や近所の家と協力して助け合い、とても毎日を楽しく生活しているように思った。

戦後の日本にはよくあった風景だったが、どんどん生活が豊かになって行くにつれ、そういった繋がりが無くなっていったのだと思う。日本では少子高齢化が進み、一人暮らしの高齢者や孤独死が増えてきている。打開策としては、地域コミュニティとの繋がりが重要な課題になってくると思う。



〜今回のバングラデシュ研修ツアーを終えて〜

貧しい生活をしているからといって不幸だとか愚痴をこぼし嘆く事もなく毎日を一生懸命生きていく人間の力強さを感じ、普段の生活では気づく事のできない貴重な体験ができました。ツアーでの経験をこれからの生活や仕事でしっかりと活かしていきたいと思います。

   
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