バングラデシュの首都ダッカに到着し、現地の暑さと湿気にビックリした。夜に着いたのだが空港にはものすごい人が集まっており異様な光景、バスに移動するまでに物乞いの人々や子供がついてきた。子供達が夜遅くまで外に出ている事が不思議に感じた。
※ダッカの空港↓
それからジョッソールまでバスで約8時間、移動距離としては150kmくらいなのだが信号がなく渋滞が続き時間がかかった。バスの中ではエアコンが寒いくらい効いていて、車のクラクションの音でなかなか寝ることはできなかった。
ジョッソールに到着後、そのままホームステイ先のホストファミリー宅でシャワーを浴びてようやく休むことができた。2時間ほど仮眠をとってから、JCFのオフィスでスタッフとの自己紹介と今後の予定の確認。
※ジョッソールのホストファミリー↓
そこから車で5分ほどのスラム街見学をし、政府の土地に許可なく家を建てて住んでいる事を知った。仕事はゴミ拾いがメインで1日50タカ(1タカ=1.3円)の収入だ。
ホストファミリー宅に帰宅して夕食。メニューはカレー風チキン、カレー風のフィッシュ、サラダ、フルーツだった。普段日本では食べ慣れない味ではあったが、なかなか美味しかった。
ホストファミリーはジョヤティ・ソサエティの会長のエヴァさん宅で、比較的裕福なお宅で各部屋にシャワールームがついており、35歳の息子さんは銀行員なので生活には困っていない感じがした。日本の家とさほど違いがないが、シャワーはお湯が出なかった。
衝撃的だったのは、家の中でヤモリが行き来していることだった。ホストファミリーに聞いたところ「問題ない」ヤモリは現地でティキティキと呼ばれていて蚊を食べてくれる良いやつだと言われた。
※部屋に現れたヤモリ↓
翌朝、起床するとベッドの下に大きなゴキブリがひっくり返っていてビックリ。これから毎日ゴキブリが出るのかと思うとゾッとしたが、その日以来ゴキブリが出てこなかったことが不幸中の幸いだった。
翌日、ジェッソール市内の国営病院に訪問しその後に学校訪問。病院では院長と対談をして病院内を見学させていただいた。看護士の仕事は給料が安く国外に出て行ってしまう人が多くいつも不足しているため、多くは家族が付き添って看護しているそうだ。
※ジェッソールの病院、院長室で対談↓
学校では幼稚園から小学生くらいの子供達が通っており、見学にきた我々に踊りなどを披露してくれた。
※教室内の様子、踊りの披露↓
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