*写真はお世話になった家族。
お父さんとお爺さんは仕事で家に居ない事が多かった。
英語さえも全く話せない私が、3日間も大丈夫だろうか・・・。とても不安だったが、そんな不安を一瞬で吹き飛ばしてくれる笑顔で、ホストマザーと子供たちが花束を持って迎えに来てくださった。
優しそうな人で良かったと思いながらもドキドキ。そして家に着くと、お爺さんお叔母さんなど、8人の大家族のお宅で、名前を聞いてもすぐには覚えられず、あたふたしてしまった。ホストマザーは、31歳で16歳と5歳の息子さんがいる・・・と言う事は、14歳で母親に!?きっと早期結婚させられてしまったのだ・・・と。その頃の話を聞きたいと思ったが、言葉が分からないのでとても残念だった。
私がお世話になったお宅は、農村というよりは街中だったので、お父さんが外でキツイ仕事を頑張っているお蔭で、現在、家を新築しているとの事だった。家族は皆お父さんにとても感謝していて、トタンと竹で出来た簡素な家だったが、新築中の家はレンガ造りで、さらに2階に上る階段もあった。まだ建築途中にもかかわらず、私が来ると言う事でトイレとシャワールームだけは完成されていて、心配していた電気までもが通っていた。
家族みんなが常に気を遣ってくれたうえに、心から歓迎してくれた。しかし、やはり言葉は難しく、私が分かるまで何度も何度も説明してくれ、本当に迷惑かけっぱなしだった。私にいろんな物を見せてあげたいと、たくさんの所に連れて行ってくださった。リキシャに乗っての移動の間も、あれは病院、警察所、学校だよと、常に説明してくれた。
また、マイクロクレジットの集金の機会にも連れて行ってもらったり、そのグループの人たちのお宅に行って、今はこれを作って売って生活しているんだよ。とか、お金を借りてこのミシンを買って、これを作って生活しているんだよ。など、話を聞いたりご飯をご馳走になったりした。
ご飯も、「もう食べきれないよ!」と言うくらいにたくさん出てきて、辛い物や甘い物の味が極端だった。私は辛い物も甘い物も好きだが、あまりにも甘すぎて、食べるのにちょっと一苦労してしまった・・・。一番びっくりしたのがデザートで、ご飯にオレンジと砂糖を混ぜた物が出て来て、これがデザート!?と、見た目と味のすべてに驚き。しかし現地に行く前に想像していたよりも美味しい料理ばかりだった。
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