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CSR(社会的責任)

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【アクアマジック事業部】 松本雄介
その1 不安と驚きの初日〜JCF(現地NGO団体)の活動

ツアー参加者との年齢差、初めて訪れる国、オールホームステイという今回のプログラムに、様々な不安要素を抱えながら3/20、AM9:50中部国際空港を出発。

香港を経由し、同日PM21:00(現地時間)ダッカ空港に降り立つ。まずは、挨拶代わりと言わんばかりに大量の蚊がお出迎え。入口ではライフル銃を持った警察官が警備を行っていた。その光景に不安を感じながら、一歩外に出ると夜だというのにとにかく蒸し暑い。

※ダッカ周辺の交通状況↓



ダッカから目的地であるジョソールまで移動するためのバスに向かって歩いていると、年配の女性が3名物乞いをしながら後をついてくる。どう接していいか分からず、目を合わせずにバスに乗り込む。出発するとダッカ名物の大渋滞の光景が目に飛び込み、信号一つない道路にクラクションを鳴らしながら無理やり割り込む。車と車の間はわずか10数センチの距離を行き交い、いつ接触してもおかしくない。その雰囲気に中々寝付くことが出来ないまましばらくいたが、体も疲れていたせいか知らない間に熟睡していた。

2日目、現地のNGO団体で今回のツアーでお世話をして頂くジャゴラニ・チャクラ・ファウンデーション(通称JCF)へ訪問。まず驚いたのが、JCFビルの美しさだ。まだ建設途中らしいが、バングラデシュの街並みにぽつんと浮いて見えるほど。

※JCFビル↓



中に入り、JCF創設者であるA.K.アルズーさんより挨拶があり、続いて現地スタッフからJCFの活動内容の説明を受けて、想像以上にしっかり組織化された仕組みにびっくり。また、JCFが行う様々な支援活動は、ただ物資を分け与えるのではなく、貧困層一人ひとりの社会的自立と、未来に希望を持てる強い精神力を養うというコンセプトに、現在まで発展し成功してきた根拠があるのではないかと強く感じた。手を差し伸べすぎず、極力自分たちの力だけで行える範囲でバランス良く進めようとしている点は、一人ひとりの「人権」にも配慮していると感じた。

その後、訪問した現地の学校(日本でいう幼稚園〜小学5年生)では、子供たちが溢れんばかりの元気な声で出迎えてくれ、その純粋な暖かさと、キラキラした瞳に感動。しばらく各教室の授業を見せていただいたが、全員が手を挙げ、まっすぐ先生を見て真剣に学んでいる。とにかく皆学校に来て学べることを純粋に心から楽しんでいるように見えた。

※真剣に勉強する子供↓



後で聞いた話だが、高学年(4年生以上)になると児童労働を強いられるため、不登校になったり、中には退学してしまう子もいるという。(自分の子供も5年生だが、日本では考えられない世界がここでは当たり前・・・)

また別の日には、ジョソール市内のスラム街へも訪問し、JCFの末端組織である貧困層だけで構成されたショミティの活動に参加。マイクロクレジットの活用などで徐々に生活も改善されてきているというが、まだまだこの国の一般的な生活水準にも遥か及ばない。

※ショミティ会議↓



なによりショックなのは「子供=労働力」という考えだ。また、チルドレンズヘブンという児童養護施設では、売春婦として生計を立てている母親たちの子供が一同に生活をしている。しかし、そんな中でも子供たちは明るく元気に毎日を過ごしていた。

   
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