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CSR(社会的責任)

選択的CSR (社会から期待され事業を豊かにする活動)

社会・環境活動報告

きずなASSIST

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きずなASSISTの歩み活動原資はお客様活動内容活動記録実録!海外レポート
【掛川営業所】 岸 良彰
その2 充実、交流、友、気づき、そして感謝


第6日: 植林活動最終日。今日は初日、2日目とはやる内容が違い塩田での作業。この日の作業はまず、土を掘り起こし苗を植えていく。場所によって土が硬かったり柔らかかったりと様々で、この日も作業は大変だったが、この3日間はとても充実していた。この植林活動を通じて、もっと環境に対して興味を持ってもらいたいと思った。失うことは簡単だがそれを元に戻すのは並大抵のことでは出来ない。だからこそ、一人ひとりの環境に対する意識を変えてもらいたいと思う。



第7日: 植林作業が終わり、寄宿学校では学校の子たちと一緒にサッカーをした。グランドはぬかるんでいたり、ゴールはないので木で作っていたりした。私は小学生のときからサッカーをしているので少し自信があったのだが、結果は惨敗。しかしこの日のために日本の学生とベトナムの学生と一緒に毎日植林活動の後に練習してきて良かったと思った。試合後に皆で食べたカレーも美味しかったし、何より子たちの笑顔がとても印象的だった。



第8日: 今日は農業農村発展局長へ報告の日。どの学生もこの植林活動を通じて真剣に環境に対して発言していた。このような人たちがひとりでも多く増えれば、きっと今よりも住みやすい地球になると思う。行動を共にし、一緒に働き、一緒に笑い日本に居ては絶対に経験出来なかった貴重な時間を惜しみながら、夜のさよならパーティーで盛り上がった。この6日間で皆が本当に仲良くなった。



第9日: 今日は1日自由ということで、ホーチミン市内を観光。この日に行った戦争記念博物館は衝撃的で考えさせられた。ここにはベトナム戦争による被害を受けた子供の写真やベトナム戦争の写真、枯葉剤の影響をうけた子供の写真などが展示されていた。改めて戦争の愚かさ、戦争に対する怒りが込み上げてきた。私たちが地球に対して出来ることには、環境意識を変えることなど色々あると思う。しかしその中でも、地球に住んでいる「人間がまとまる」ことこそが大事だと思う。同じ人間同士で殺しあう必要はない。人はどの国に住んでいようが、何語を話そうが、肌の色が違おうが、きっと仲良くなれるはずだ。世界がひとつになるためには、お互いの気持ち次第だと思う。



第10日: 帰国の日。ベトナムの学生が空港まで見送りに来てくれて、飛行機の搭乗手続きをしているときにベトナムとの別れが寂しく感じられた。日本の生活と断然違い戸惑いもあったが、実際にこのベトナムでの10日間を経験したからこそ実際に不便さを感じたり、今の自分の置かれている状況を把握出来たりしたのだと思う。



このベトナムでの生活を通じて感じたことは、"感謝"です。こうやってベトナムの学生や日本の学生と出会えたことに感謝であり、自分が置かれている環境に感謝であり、何よりも、このような会に参加させて頂いたことに感謝しています。またこのような生活をすることでモノの見方や考え方、視野が広がったようにも感じます。それと同時にもっと一人ひとりが環境に意識を向けるべきであると感じました。自分が人に対して何が出来るのか、地球に対して何が出来るのかを常に考え、それを行動に移していきたいと思います。このきずなASSIST活動の経験を通じて自分に携わって頂いた方々に感謝します。本当にありがとうございました。


   
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