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【中津川営業所】 河合晃弘
その2 インドを肌で感じ、民衆劇に参加


インドに到着、最初に驚いたのは熱気とインドの匂いだった。日本時間の午後11時すぎに到着した飛行機から降り立つと、30度近い熱気と夜遅いにも関らず、空港の周りには数百人の人、ひっきりなしに走る車に圧倒された。



翌朝より、本格的なインドでの研修がはじまった。まず今回の受け入れ団体のひとつであるARPでの研修。そこでは、障がいを持った人々や、女性、子供が多く見受けられ、聞けば子供たちは孤児であったりした。週末だったので施設内教会の礼拝にも参加させていただいたが、参加者の多くは、女性や女の子供たちで、男性や男の子は農業に従事している現実があった。



人々の中の様ざまな問題(身分制度による差別的な扱い、土地問題、法整備はされているが現実はカースト上位者からの不当な要求、教育・健康・男女の問題など)を解決する手段として「民衆劇」というものがあった。

この民衆劇は、村々を回り問題の現状を見せ、気づきによる行動の変化を喚起させるために行われる。そこには台本も無く台詞も決められておらず、身近な問題を取り上げたテーマがあるだけで誰もが参加できる。私たち日本からの参加者もインドの地元の方々の前で挑戦した。テーマは「家族の食事」と「学業ストレス」。地元の方たちにも共感していただけたようだ。



ARPでのホームステイは、とても貧しい地域だった。ガスは無く、電気はあるがテレビは無い。生活のリズムは、日本に比べゆったりとしていた。



時間に縛られない生活。ただ、どこの国でもそうかもしれないが、女性はいつも忙しく家事をしている。村の子供たちと触れ合う機会があり将来の夢をきくと、目を輝かせ「お金持ちになりたい」「コンピュータのエンジニアになりたい」「外国に行ってみたい」と大きな夢を語ってくれた。



物質的には、豊かとは言い難い家族・集落だったが、人と人とののつながりが強く、会話が多いのがすごく印象に残った。初めて出会う私たちにも最大級のもてなしをしていただき、別れ際には涙さえうかべてくれた心暖かな方たちだった。

   
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