このたび、3月20日から3月30日までの11日間にわたる、きずなASSIST 海外ボランティア研修に参加させていただき、自分自身にとって、大変貴重で、充実した経験と時間とまた、現地で出会った人とのつながりを得ることができた。
この研修に参加するにあたって、自分自身と向き合うこと、そして、中京医薬品のCSRの一環でもあるこの活動の実態に触れる機会と、自分自身の成長について、深く学ぶことができたことを、大変ありがたく、そしてうれしく思う。
まず、この研修において、自分自身と向き合うことについて、この日本という、世界的に見て裕福であり、社会的生活について不自由のない環境に置く自信の身がどれだけ、ありがたく、幸せなことなのかということに、頭ではわかっていても、それを実感することが難しく、日々、言葉で発する感謝の気持ちと、心で発する感謝の気持ちのずれがあり、その答えを見いだせていない状況にあった。しかし今回、きずなASSISTを通じて、発展途上の国の、そして、そこで生きる人々との交流の中で、心の中から出る、本当の意味での感謝の気持ちに触れることができた。
私が訪問した村は、決して衛生的とは言えない環境で、いまだ栄養失調が絶えず、そのうえ、就労の機会も乏しく金銭的にも非常に厳しい所だった。しかし、そこで生きる人々からは、個々に夢を持ちその夢をいかに実現するのかを、熱く語ってもらえた。そして見ず知らずの私に、心から精一杯のおもてなしをしていただいた。
そこで何が自分にできることなのだろうかと、最初は何かわからずに戸惑っていたが、私のかた言の英語による日本の文化、歌や、そして踊りに対して目を輝かせて聞き入ってくれて、夜が更けても興味冷めやらぬ状況に、時間を忘れ、とにかく笑顔の絶えない時間を送らせていただいた。
ここでは言葉が通じない分、お互いが何かを伝えようと「心からの言葉」を発し、それを互いに「心で受け止める」状況で、その相手に対して本当の意味で心がつながった時に感謝する気持ちが自然と出るのもだということを実感できたと思えた。この感謝の気持ちは、今後の生活と業務において、日々実践する「健康づくり」という部分において、自身の根底におき、相手のことを真に思いやり、健康であるということがいかに幸せであるかを伝え実践し、お客様をはじめ自分をとりまく周りとの関係の中で生かしていきたいと思う。
今までお客様には言葉と資料だけで伝えてきた「社会貢献活動・きずなASSIST」を、今回自分自身が体験できたことで、中京医薬品が果たすCSRの一環をより鮮明に伝えることができるようになった。
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