• ホーム
  • 採用情報
  • お客様広場・窓口
  • 会社情報
  • IR情報
  • ネットショップ
  • CSR(社会的責任)

CSR(社会的責任)

選択的CSR (社会から期待され事業を豊かにする活動)

社会・環境活動報告

きずなASSIST

「きずなASSIST」トップページはこちら
きずなASSISTの歩み活動原資はお客様活動内容活動記録実録!海外レポート
【人吉営業所】 宮崎貴大
ベトナムでのボランティア研修を通して得た宝もの
ボランティア活動を通して改めて実感した“モノの有り難み"と“感謝の心"。
それは生きていく上で、無くしてはならないかけがえのないもの。

〈七日目〉
この日は、Tan Thon Hiep 小学校を訪問しました。この学校の生徒は、半分は孤児、残りの半分は、家族はいても家から学校までの距離が遠くて通えないため、住み込みで来ている子供たちでした。しかし、そんなことは微塵も感じさせないほど元気で、笑顔がとても輝いてる子供たちでした。

一緒にサッカーをしたり、また、カレーを作って一緒に食べたりと、短い時間ではありましたが、逆に子供たちから、元気をもらった貴重な時間でした。

こういう生徒たちが多い背景には、お金がなく、育てたくても育て切れないといった貧困の状況や、明らかに学校の数が少ないという要因があります。こういった状況が少しでも改善され、ベトナムの近い将来、子供たちが孤児にならなくていい環境になっていってほしいと、強く願います。

〈八日目〉
行動を共にしたベトナム学生との別れの日、これまでの数日間、生活を共にする中で様々なベトナムの文化、またベトナムの学生の考え方について知ることができました。あるベトナムの学生に「何故、日本語を勉強したいと思ったの?」と質問したところ、こういう答えが返ってきました。

「私の家は非常に貧しいので、私が日本に行き家族に仕送りしたい、少しでも楽させてあげたい」

いつも明るく元気に振るまっている彼にも、『貧困』の2文字がつきまとっていました。ベトナムでの大卒者の初任給の平均が約200ドルだそうです。日本の約10分の1ほどしかありません。

戦後日本は急速に高度成長し、先進国として大国にも引けをとらないほどに富を得たと思います。しかし、昔と比べてかけがえのないものを失ってきたようにも思えてなりません。 ニュースや新聞を見ても、入ってくる情報は悪いニュースばかり。24時間、いつでも欲しいものがあれば、ある程度のものなら何でも簡単に手に入る世の中、モノの有り難みや感謝の心といった無くしてはならない大切なものを失ってきたのではないでしょうか。我々日本人が見直すべきは、発展途上国にあるのではなかろうかと痛感しました。

私はこのボランティア研修に参加することで、私がお手伝いさせて頂いたこと以上に、得たものの方が遥かに大きかったと思います。自分が得たものを少しでも多くの人たちに伝えながら、また自分のこれから先の人生の財産として一生懸命生きていきたいと思います。ボランティア研修に参加させて頂き、本当にありがとうございました。

小学校の子供たちと一緒に裸足でサッカーを楽しむ宮崎さん(写真左)。


子供たちとふれあいながら作ったカレーは美味しさもひとしお。



笑顔で見送ってくれるTan Thon Hiep小学校の子供たち。



過酷なマングローブの植林活動を通して絆を深め合った仲間たちと共に。

   
back  
ページの先頭へ