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いつもお客さまの側に。
時代が変わっても
変わらない私たちの価値。

プロフィール

落合 郁介
(2009年入社)

社会福祉学部で、心理臨床学について学ぶ。インターネットが普及し、あらゆる情報やセカンドオピニオンを得られる一方で、正しい情報の選択を手助けできる置き薬という伝統的な手法に可能性を感じて入社を決める。

EPISODE1

心を開いてくれた
きっかけは
他社の商品。

入社後、先輩からの引き継ぎで、ご年配の女性を担当することになりました。当時の私は知識も少なく、お客さまからの質問にもすぐに答えることができない状態。そんな頼りなさもあって、なかなか心を開いてもらうことができません。それでも訪問を続ける中で、当社の廃番になった商品を今でも愛用していることがわかりました。すぐに、代用できる商品を探すも、見つけることはできませんでした。でも、やっと聞くことができたお客さまの想いに、なんとか応えたい。苦肉の策ではありましたが、その商品に近い他社の商品を提案。お客さまは「そこまでやってくれたのね」とすごく喜んでくれました。それを境に、お客さまの私を見る目が変わり、訪問する日を楽しみに思ってもらえるようになりました。営業として、知識を身につけることはもちろん必要です。でも、それ以上に、お客さまの想いを汲み取って、それに応えることが、お客さまと信頼関係を築く一番の近道であることに気付くことができました。

EPISODE2

デジタル社会の
今だからこそ
大きくなる
置き薬の存在意義。

日本という社会全体で健康に対する意識が年々高くなっているように感じます。インターネットを使えば簡単に情報を得られる時代。それは凄くいいことですが、ネット上には間違った情報も沢山あります。だからこそ、正しい選択が出来ない人や情報の少ない人に対して、私たちの仕事は一番の手助けになると感じています。それでも、若者をはじめ、置き薬を知っている人が減ってきているのが現実。中京医薬品としては、昔から利用していただいているお客さまとのつながりが途切れないように努力すると同時に、置き薬をさらに広く知ってもらう必要があります。デジタル化が進む時代だからこそ、お客さまのことを理解して健康について一緒に考えるパートナーの必要性を伝えていきたい。現在、私は所長という立場で働かせてもらっています。自分の年齢で任されたということは、新しい風を求められているということ。先輩たちが築いた伝統を守りながら、先頭を切って未開拓なことにも挑戦することが、私の使命だと思っています。